量販店が国産牛にシフト加速・全農の集出荷システム活用進む(1/9農業新聞から)
・農畜産業振興機構の調査では22年度上半期(4~9月)、10%以上を国産に切り替えた量販店が5割を占めた。理由は輸入牛肉の値上がりで、国産との価格差が縮小したこと。
・JA全農がJA集出荷場むけに提供する「JA集出荷システム」の活用が進んでいる。
・生産者名、品種、等階級などの出荷情報をバーコードで管理することで、生産者の伝票記入、荷受け、市場への送り状作成などの作業を大幅に省力、効率化できる。同じバーコードを卸売市場でも活用する実証実験が始まり、産地から市場までの流通の効率化を図る。
その他
・廃菌床で飼料開発~上伊那農業高校
・北海道でピーマン販売快進撃~JAにいかっぷでは2年連続販売額9億円、新冠、新ひだかの47戸の農家で24.3haで栽培。
・海外農産物の加工品の輸出急増~海外から輸入して日本で再加工した「輸入原料品」の輸出が急増。コーヒー豆は6倍、インスタントコーヒーは5倍。ごま油、ラノリン(羊毛に付着している羊脂を精製して製造、化粧品などとして利用される)
・22年の冬の欧州は夏並みに暑い~ハンガリーブタベストで18.9度、フランス南西部で25度、スペイン北部25度、科学的な分析結果はまだ出ていない。