トクタファーム・グロースストーリー

合同会社トクタファームの成長ストーリーを記録していきます!

トクタファームグロースストーリー、スタートです。

合同会社トクタファームは平成30年10月2日に設立。今期で4期目。12月決算で、1月からは5期目に入る。

そもそもの目的は、個人でやっているだけなら社会保険料とか所得税とか消費税とかで、収入に対して払うべき税金等が多くなるので、その点を何とかしたいという、なんとも後ろ向きな理由で作った会社だった。

しかし、今年令和4年8月豪雨で、その様相が変わる。

トクタファームは1150坪でミニトマトを栽培している。ほとんどを農協出荷し、その管内では2番目に大きい規模だ。そのほか個人で水稲約8haなので、「農家」としてはまあまあ大きい方だと思うし、そこそこの売上もあったと思う。

しかし、8月の豪雨は1150坪のハウスのミニトマトを全滅させ、

約2haの水稲を覆いつくした。

今年の減収は法人個人を合わせると、

50%くらいにはなろうかと思う。

幸い、市や農協、共済などが少し援助してくれ、例年の総収入の約10%はカバーできた。しかし何よりも悔やまれるのは国の「収入保険」に加入していなかったことだ。

これに加入していれば、ともすれば共済や諸々の助成金を含めると、全く減収を気にすることなく生業ができたのだ。

結局、自然災害だったとはいえ、そのリスク管理ができていなかった自分の責任。

自分の「経営力のなさ」だと実感した。

ものすごく高い授業料だと思った。

この授業で学んだ分、これからの経営で何倍にもして挽回しなければと考えた。

そして合同会社トクタファームは生まれ変わるのである。