2023年(令和5年)の方針決まる
一年の計は元旦にあり
橋の下ハウス 500坪
長ハウス 480坪
吉田ハウス 400坪
合計1380坪で栽培
坪単価12000円以上で年間売上1656万円
農協手数料(35%)を差し引き 1076万円(手取り)
・若苗栽培とし、3葉程度で定植する。
・定植時期は4月末、5月末(田植え後)、6月初めの3回に分ける。
・定植後なるべく早く通路に除草マルチを張る。
・畝は例年通り、3畝6条 株間を40センチ程度とし2本仕立てで両サイド伸ばしていく。
・ビニルテープは10段張り、ななめ誘引。
・10月後半までの収穫を目標にする。
・うどんこ病要注意、除草は春から徹底的に実施、農薬散布ではうどんこ病に適用があるものを使う、初期発生時に浸透性展着剤ニューオスマックを使用、同時に下葉除去
・うどんこ病対策、スリップス、トマトサビダニ対策で、農薬散布、葉面撒布時には必ずカルリンを併用する。カルシウムとリン酸含有の酢酸が防除と生育促進に貢献するから。
2)長ハウス1棟目で袋栽培を試みる。1列のみ。2本仕立て。品種はトキタの「あみちゃん」(アミノ酸含有量が多く、糖度が8以上と高い。コクがある味わい深いミニトマト)
・袋はトマト栽培用のカゴメのもの、1袋1本で1列のみ(100袋)
・潅水チューブは農協のもので、ちょろちょろ流し込む。追肥は通常どおり。
・栽培ノウハウが蓄積できれば、栽培面積を増やす。
・その他の管理は、ミニトマトと同様。
3)ネギを約20アールで試験栽培
・熟練者の指導を受けて、品種選び、播種、定植、土寄せ、追肥等、収穫を実施する。
・収穫と出荷調整に労力がかかることから、極力機械化を導入し効率化を図る。
・今年度は栽培ノウハウとデータの蓄積に専念し、来年度以降の大幅面積拡大につなげる。
4)資金繰りを始め、月次決算、キャッシュフローはじめ、トクタファームの会計を完璧に把握する。
5)人財採用計画を綿密に立てる。パート募集を早めにスタートさせる。
6)年間の経営計画書を1月中に完成させる。前年までのトクタファームの赤字を一気に解消させる方向で計画を組む。
7)検証の結果、時間当たりの収入が、直売は農協出荷よりはるかに少ないことが分かったので、袋栽培のミニトマトと規格外のネギ以外は、直売を抑える。
8)視座を高く保つために以下のことを行う。
・新聞、雑誌、ネットその他から優秀な農業経営者の情報をゲットし、ノートにリスト化する。
・アグリ関連の会社のサイトをお気に入りに入れると共に、ノートにリスト化していつでも確認できるようにする。
・全国の農業家100名以上と年内にフェイスブック上でつながる。
・農業関係のオンラインイベント、リアルのイベントに年間で10回以上参加し、それぞれのイベントごとに所見をまとめる。
・経営全般に関する本を読み、経営に役立てる。
・プライベート人財バンクをスタートする。年内100名以上を達成する。
・とにかく自分より「高い」ところにいる人に積極的にアプローチし、素直に課題をぶつけてみる。
課題とは・・・
①どんな目的で事業をしているのか?
②どんな方針で人財を採用&育成しているのか?
③資金調達するにはどうしているのか?
④情報収集はどうしているのか?
⑤自分を高めるためにどんな学びをしているのか?
⑥会社をどのようにしたいと思っているのか?
9)高い位置から農業経営を見直す。具体的には他産業の会社経営をベンチマークし、トクタファームを最終的には売上30億、経常利益10億の経営体にする。まずは3年間(2023~2025)で売上1億を達成する。
10)2月末までにホームページを完成させる。SNSと連動し人財獲得につなげる。